原作の書評ではなく、映画の感想です。

寺尾聰さん、ナイスキャスティングですね。深津絵里さんも。
ちなみに寺尾さんが着ていたスーツは自前で、
父である宇野重吉さんの物だったとか…。
当時の雰囲気にマッチして味のあるスーツでした。
スタイリストさんに用意してもらったスーツじゃあ、
どう頑張ってもあの雰囲気は出ないだろうなぁ。

「√(ルート)」や「素数」や「友愛数」の定義とか、小難しい公式とか、
数学に対して苦手意識のある私にとっては縁遠いものだったけれど、
文学的に美しく表現されていてものすごく身近に感じることができた。
数学の世界ってこんなにロマンがあって奥が深いものだったんだなぁ。
この物語のような形で数学に出会えていたら、私の人生変わっていたかもしれない。
涙するほど感動はしなかったけど、もう一度観てみたいな。

ちなみに、私の歳って素数なのね ( ̄w ̄;

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